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8/16/2009

器


十日町出身の陶芸作家、村山大介さんの作品。
十日町の土をつかい、焼締めた器はメタリックな黒っぽい色でクール。釉薬がかかっていないので、ざらついた触感。右側の皿は完全フラット。

雪室宿の山田さんのところにあったもの。展示のみかと思ったら販売もしているというので購入した。

器の質感、形は山田さんの注文とのこと。他にも蓋付きの容れ物などもあり、無駄のない形が超好みだった。

村山大介さんのホームページ →こちら

8/15/2009

盆休みも結局トリエンナーレ


トリエンナーレ→墓参り→トリエンナーレの盆休み。
#245雪室宿の山田さんのところを再訪し、廃校、空き家を使った作品を中心に回る。
現在のところ、#234ボルタンスキーの「最後の教室」がお気に入り。というか、圧倒的にこの作品。五感すべてがやられる。これは同行した母も同意見であった。2回鑑賞。

#232塩田千春「家の記憶」、#23ゴームリー「もうひとつの特異点」も強く印象に残る。

これまでに鑑賞した作品番号:#7,#8,#9,#14,#23,#28,#32,#33,#38,#92,#100,#232,#234,#235,#243,#245,#252,#256,#277





#234ボルタンスキー「最後の教室」校舎3階部分
#256
#256
#256集落の人たちの耳型
#256ヘッドフォンで集落の人たちの話しが聴ける
#252中里繪魯洲「ゆく玉くる玉」の会場となった空き家.
大掛かりな玩具といった趣きでこども達に人気が高い.

#277キドラッド・タヒミック.「虹のアルバム 僕は怒れる黄色」の映画作家がフィリピンの職人たちと制作した作品群

#9山崎龍一
#9
ブナ林にて#14福屋粧子「森のひとかけら」
ここで持参した弁当を食す
#23アントニー・ゴームリー「もうひとつの特異点」
#23



#33田島征三「絵本と木の実の美術館」
#33
元は教室のHachi Cafe。#33
カボチャの菓子と水だしコーヒー。大変美味。

8/12/2009

薬草

大葉/ゲンノショウコ/ドクダミ/ツユクサ

雨続きなので薬草採集は今年はなし。乾燥ができないどころか黴びてしまうのがおち。
昨年採ったものが冷蔵庫にあったのを思い出したので瓶に入れ替えた。なぜ思い出したかというと、トリエンナーレでハーブマンカフェに寄ったのだ。そこで小さな紙コップ一杯300円の桑のお茶を買ったのだ。なぜなら昼を過ぎても食事はおろか、お茶を飲むような場所もなかったからだ。高いなーとは思ったが、芸術祭値段なのだろうから仕方ない。
そして薬草がまだ残っていたのを思い出したのだ。

で、さっそく煎じている。ドクダミメインにゲンノショウコを少々。ただ単に1リットル瓶に入りきらなかったため。割合など考えていない。あとは漉す。濃かったら薄める。



大葉の乾燥させたものは主に料理に利用している。炒めものなどにいれると、さわやかな風味が加わる。

8/09/2009

トリエンナーレの休日


トリエンナーレの会場となっている十日町方面は妙高から遠いのだ。山道を2時間強運転する。今回も花嫁行列と山田さんの作品展示がなかったら行ったかどうか怪しいもの・・・。また広い範囲に作品が点在しているので、1日に回れる数も限られる。美術館の方がいいなぁというのが本音。だったのだが、実際行ってみるとこれが楽しいのだ。

目指す作品までの道中、窓から見える景色は千枚田。トリエンナーレで大勢訪れているが、道が渋滞するなんてことはなく、山道でたまにすれ違うくらい。(なにしろ広いから分散していると思われ)

そして、やはり作品の中に身を置くことの楽しさよ。
今日は雪室宿のあと、松之山地区で人気の作品「最後の教室(クリスチャン・ボルタンスキー+ジャン・カルマン)」と「家の記憶(塩田千春)」を楽しんで13時過ぎに松之山を出た。

久しぶりの休日を楽しんだのであった。

越後妻有アートトリエンナーレ/雪室宿

松之山・大厳寺高原に展示されている山田健二さんの「雪室宿」を鑑賞。
画像が切れているけれど、英文タイトルのbooking void in Matsunoyama のinは innの間違い。

雪室の入り口。随分昔に作られたものの、2年くらいしか利用されていなかったものとのこと。昨年秋には受付となっている茅葺き小屋の茅刈り、その後、山田さん自らピーターや重機を操って雪をかき集め巨大な雪室を再生した。

入り口から細いトンネルが続く。入った瞬間にひんやりとする。受付ではんてんを貸してもらえる。
雪室の内部。藁のスリッパに履き替える。奥には雌雄の熊の皮が道祖神として祀られている。
床の部分は砂を詰めた袋が大量に敷き詰められている。日本酒、ニンジンジュースがあり、希望すれば中で戴くことも出来る。

零度。ここまで本格的な雪室の中に入ったのは初めて。ニンジンジュースはシャーベット状になっていて常温に置いたものより甘みを感じる。ものの細胞が整うためとのこと。

観賞後、受付の茅葺き小屋にお邪魔する。お客さんたちと談笑する作者、山田健二さん。山田さんは雪室の補修やら作業があり、ほぼ毎日いらっしゃるそうだ。

低い声で「雪はすごいです」とぽつりぽつりと語り始める。言葉は多くないのだが、深く沁み入る。以前、雪の秋山郷・鳥兜山で2ヶ月過ごすというプロジェクトをされた経験が、今回の作品へと繋がったそうだ。

8日に参加した南雲由子さんの「Scrap and Bride」でも感じたことだが、消えかかっていた地域の伝統を若者がアートで再生している。そしてそれは地域の人々との恊働によって、新しい価値観を付加している。

雪室宿は山田さんの強靭な体力と膨大な時間、地域の人たちの協力を得て出現した「場」だ。この場所で会期中に新しい「何か」が生まれる予感がしてならない。再訪したい作品である。

8/08/2009

越後妻有アートトリエンナーレ/Scrap and Bride

着物作家、庭野政義氏による「冬」の花嫁の顔を描いたオリジナル手ぬぐい

自分がアート作品に参加するというのがまず面白い。
南雲由子さんの「Scrap and Bride」は、なぐも原・結いの里で行われた。

4年前の新潟県中越地震から「地震」と「復興」を経験した十日町の大地と、「古い家を捨てて」「誰かと新しい世界を築く」人生の一場面にある花嫁のイメージを重ねあわせる、というコンセプトのもと、実際に結婚するカップルに十日町で制作したオリジナルの着物を着て頂き、花嫁行列を行います。ご参列のゲストの皆様、十日町の地域の皆様、展覧会を見に来た方々なども一緒に踊りながら歩いて「二人」の幸せを祝う、お祭りのようなものを作りたいと思っています。(2009.2南雲)

夕刻から行われた花嫁行列は、神社の前で地元の方達による地固めの儀式から始まった。時折霧雨が降る。静々と登場した新郎新婦。古式ゆかしい婚礼の儀式にノイズが被さる。上石智哉さんによる音楽。ここでこの作品のタイトルを思い出した。その後、音楽はこの作品のために創作されたJ-popにかわり、地元の女性たちが曲にあわせて考えた振り付けで行列は進んで行く。

行列の脇を幾度も行き来する南雲さんは、ふわふわとした衣装をまとい始終笑顔。夕日がタイミングよく行列を照らす。幼子がきれいな着物を着て歩いている。母親が子どもの頃のものだとか。嫁入り道具を背に載せた馬に笑顔を送る。

トラクターが曳く荷台に座る新郎新婦は幸せそうだ。黄色い角隠しと赤い花嫁衣装。新郎は紋付袴。東京から駆けつけた知人たちは浴衣や甚平で始終笑顔。

到着した会場は松明が灯り、屋台村が出現していた。夏祭りのような披露宴が始まった。



追記:音楽を担当した上石智哉さんは横浜トリエンナーレ2005でも音楽を担当していらっしゃる。

7/16/2009

大地の芸術祭 - 雪室宿とScrap and Bride

大地の芸術祭に出るんだー(出る、というか美術作品展示というか)。山田さんからメールいただき、ほんのちょっとお手伝いをすることになっている。

山田健二さんの作品:雪室宿(雪のホテル)/ 写真
制作中の画像、長髪の若者が山田さんである。以前にも雪を使った美術作品をやった人。雪の上に寝て体温で溶かし、その形を記録し続けたのだったか。

山田健二氏「Booking Void Inn AKIYAMAGOU」屋外展示。山中の雪室に滞在し、その様子と作者そのものの心象変化を記録・記述したプロジェクトの一端をインスタレーション的に再現したもの。一隅を埋めるポラロイド写真、生々しいメモ書きの配置が印象的。「はざまの庵」より



そして本日またまた大地の芸術祭に出るんだーの人が! 
仕事で知り合った若いお二人。
そしてそして、その美術作品を出す方は昨年事務所にいらした南雲さんだった!

南雲由子さんの作品:Scrap and Bride / 写真

ここでは8月8日に花嫁行列が催され、知り合いの若いお二人が花嫁&花婿(もちろん本物)に!花嫁行列は参加もできるということ。お祝いに駆けつけなくちゃ!!


大地の芸術祭 公式ホームページ


08/09追記
行ってきました


越後妻有アートトリエンナーレ/雪室宿