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6/02/2015

チェーンソー・伐木体験やっています

薪ストーブの人気や災害復旧ボランティアなど、一般の方々が木を切る機会が増えてきました。そして、誰でも比較的安価にチェーンソーを手に入れる事もできるようになりました。
しかしチェーンソーを使っての作業は大変危険です。労働災害で一番事故率が高いのは、この伐木作業です。各地で研修会が行われていますが、座学中心で実際に木を切る機会はほとんどないのが実情です。
安全に作業するためには伐木の基本を知り、実際に木を切る体験が必要ですと考え、この体験を企画しました。

実施期間:5月〜7月、9月〜11月(随時、要予約)
参加費: 体験コース 5,000円
     研修コース 7,500円
     特別研修コース 9,000円
参加資格:18才以上 
レンタル:ヘルメット、手鋸、ナタ、保護メガネは無料
     チェーンソー3,000円/1日
詳細はこちら http://www.negibozu.net/pg518.html

先日、体験コースを行いました。
ご両親が伐木体験し、子どもたちは倒した杉の木の枝を燃やして処理することをしました。チェーンソーの使い方を習い、丸太の玉切り。その後、ひとり一本ずつ杉の木を倒しました。










5/07/2015

森の中の子どもたち


森をテーマにした総合的な学習に取り組む小学5年生が、妙高リブランの森にやってきました。一年をかけて学習するねらいは、身体と森が一体となり、森のもつ生命観を感じ、森での営みを探るなかで、人間のあり方について考えていくというもの。なかなか壮大なねらいです。
子どもたちは学校にある森のほか、近隣にある様々な森の中で活動していきます。

妙高リブランの森での一回目は、森にあるものを燃料として焚き火をつくり、湯を沸かしてお茶を飲むというものでした。高カロリーな燃料となる樹種は何か、着火材として使えるものは何かを教わり、マッチで火を起こしていきます。並行してやかんを吊るす三又と自在鍵を作りました。
そこにあるもの、少ない材料を知恵と身体を使って目的を果たします。お茶を飲み始めた時間は、グループによってそれぞれでしたが、どの子どもも満足そうな表情をしていました。

この日初めて会った子どもたちは、野外で活動することに慣れているようでした。低学年からじっくりと掘り下げる総合学習を行っている学校で、哺乳類を飼育したり、野菜を作ったこともあるそうです。
お茶を飲み終わった子どもたちが、焚き火に杉の枯れ枝を入れて火をつけ、聖火のように掲げて遊んでいる場面がありました。これまでこのような場面では、引率の方が行為を止める注意をいうのが通常です。しかし今回は誰一人として止めたり注意をする人はいません。見ていると子どもたちも人に火を向けたり、危険な行為はしていません。火遊びを心ゆくまで楽しんでいる風です。
これがとてもいいと思いました。
森の中の小川にいけば、裸足になって何人も水の中に入っています。衣服を濡らし、森の中で着替えた女の子も数人いたほどです。

この子どもたちが一年後「人間のあり方」についてどのような考えを持つのでしょうか。楽しみであります。




2/20/2015

雪のイベントの準備中

今週末は妙高リブランの森でイベントがあります。その準備をやってきましたが、昨晩から湿った雪が50㎝も積もり、搬入はなかなか大変でした。

まずは搬入口が高い雪の壁です。そこに階段を作る事から始めました。


落とした雪は脇に片付けます。路上駐車して荷下ろししているので、三角表示板も忘れずに。


 階段を上るとかなり高度感あります。荷運びはソリと背負子を使いますが、そりを引くために猟師用の古いスキーにシールを貼って使ってみます。背負子は裏にウロコのついたテレマークスキーで。


一度に全ては載りません。煮炊きをするのでプロパンガスとゴトク、ファイヤーベース、大鍋などけっこう荷物があるのです。


 私は大鍋とプロパンガスを背負いました。湿った深雪の中、ソリを引くのは難儀です。30キロくらいあるでしょうか。


 ヘロヘロです。


 ようやく着きましたが、力つきています。


 もう一往復は私がソリを引く事に。余裕かましています。一度通ったため雪は踏みしめられているし、荷物も割合軽いのでトレーニングかわりになりました。
しかし予定よりも時間がかかり腹ぺこ。池の平・栄華のロースータンメンの画が脳裏に散らついておりました。






1/06/2015

17才の冒険

明けましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりありがとうございました。
本年もよろしくお願い申し上げます。

昨年末に一人の高校生から電話がありました。
2年前、彼が中学三年生の冬休みに、麻布学園のクラス旅行で妙高高原に雪の体験に来てくれた人でした。その時、ゲレンデでのスキー・スノーボード、スノーシューでハイキングをして一晩雪の森で泊まるなど、それぞれが選択して楽しんだのですが、彼はその時やった雪上キャンプを自分たちだけでもう一度やってみたいという希望でした。我々に求めたのは助言のみ。もちろん快諾しました。

日程が決まり冬用のテントや寝袋、食事の準備の方法、危機管理についてやり取りしました。冬用のテントと寝袋は自分たちで業者からレンタルして準備、炊事用具や食料などの買い物もして準備万端。

今シーズンは雪が早く、一晩で1m近くの降雪もあったので回避策も提案しました。天気が良好であれば予定通りリブランの森で自分たちだけでやりたいという強い希望が叶い、その日は今シーズンでも数えるくらいの晴天。予想最低気温も氷点下2度、降雪の予報もありませんでした。

東京から高速バスと信越線を利用して早朝に着いた彼らは、妙高高原駅から徒歩とヒッチハイクで赤倉観光リゾートスキー場へ。半日スノーボードを楽しみ、昼食後合流。地図とコンパス、GPSを渡し、キャンプサイトが決まったら緯度経度を伝えることにしました。これで万が一の時はピンポイントで救援にかけつけることができます。山用のショベルも渡しトイレの作り方や使い方も伝授しました。

15時前にリブランの森へ出発。写真はその時のものです。とても元気に雪を踏みしめて行きました。17時にキャンプサイトの位置連絡があり、順調な様子。夜には満月が煌々と輝いていました。





翌朝9時にテント撤収終了し途中で朝食を摂っているとの連絡。それからしばらくしてまたもヒッチハイクで事務所に到着した彼らは元気な様子でした。「長野の人はすぐに車をとめてくれ、気さくな人が多いです」とのこと。ここは長野ではなく新潟なんですが。
キャンプのことを聞くと夜は非常に寒く眠れなかったとか。テントマットを持ってきていませんでした。これは盲点でした。夜の森は樹木が風で揺れ、その音が怖かったことや、満月が幻想的だったことなど話してくれました。今回は森の中でしたが次は山にも行ってみたいという人も。非常に嬉しいことです。

帰りの支度をすばやくやり11時に妙高高原駅へ送りほっとしていたら、13時にもらったメールによると電車が115分も遅延し長野にすらついていないと・・・。バスには間に合わないはず。さてさて東京までさらに冒険は続きます。



11/12/2014

初冬のリブランの森








誰かが敷き詰めたかのように、一面落ち葉で覆われたリブランの森。その上を歩くときの音。
夏は緑の天蓋が涼しい木陰を作ってくれていましたが、今は空がすっきりと見え、広がった枝のつくる線にしばし見とれます。

何年か前に落ちたドングリが芽を出し、ここまで育って紅葉していました。足の踏み場もないほど、この楢の幼木が広がる場所があります。何十年後かにはこの森の中で枝を大きく広げるのでしょう。その姿を私は見る事が出来ませんが、想像するだけで嬉しくなります。

9年前に小学生と作った杉丸太のテーブルには、鮮やかな黄緑色の苔が生え、ふかふかといい手触りです。あのときの子どもたちはもうすっかり大人です。

何が起きようとも、その時期が来れば葉を落とし、また芽吹く森。その揺ぎ無い営みの中で、かさかさと音を立てて歩き回りました。


10/28/2014

焚き火の効用



秋が深まってくると焚き火のありがたさが身に沁みます。これで料理を作り、暖を取るのですが、それだけではない効用があることに気がつきました。
今月は遠方からお客様が多くいらっしゃり焚き火を囲んだのですが、初対面の人たちも焚き火を囲むと不思議に心が開き、親密になっていきます。素朴な心情を語り始めたり、人の言葉に耳を傾ける。言葉が途切れると焚き火の爆ぜる音に耳をすませる。オレンジ色の炎を見つめ、焚き火の匂いに包まれながら。体の芯から温まる安心感もあるのでしょう。
翌日その人の日常に戻ると、周囲の人たちから「元気になったね」といわれるのだそうです。しばらく経つとまた「焚き火しに行っていい?」と連絡が入ります。
夏に来る子どもたちは焚き火に引き付けられ、いつまでも小枝を拾ってきては火にくべることを繰りかえります。大人も同じ。ちょっと疲れた大人には焚き火が必要かもしれません。




10/17/2014

山仕事体験

http://www.negibozu.net/pg518.html

山仕事体験を開催しています。

里山を維持管理している方や薪作りをしている方、災害復旧ボランティアに行かれている方などが、安全に森林作業が行えるようにという思いから始めました。山仕事が全く初めてではあるが興味のある方も、森林の中で体を動かし気持ちのいい汗をかくのは「作業療法」の観点からもリフレッシュの効果が高いと感じています。

先日、自然学校に携わる指導者向けの研修会を行いました。受講生は女性が3人。その内二人はチェーンソーのエンジンをかけたこともありません。まずはチェーンソーの取り扱い方法の説明です。何気なく見ていた機械ですが、持ち手の形状が合理的であることや、プラスチック成型の過程で出来た線だとばかり思っていたものが、作業に関係深いことなどを知りました。
私もエンジンをかけるのはこのときが初めてでした。大きな音で最初は恐怖心の方が勝ります。エンジンの止め方、危険な場面の想定などを学ぶうちに徐々にその恐怖心も減少していきます。

杉の丸太を輪切りにします。思っていたよりも簡単でした。次はチェーンソーの刃が挟まることを回避する切り方を学びます。自分たちで切ったものを並べてコーヒーカップを置いて満足感に浸りました。






午後からは一人一本の杉を間伐します。その前に受け口と追い口の作り方を詳細に学びます。なぜ受け口の方向に木が倒れていくのか、質疑を繰り返して理解していきました。
直径15センチから20センチほどの立ち木を選び、安全に作業できるように周辺を片付けます。ビシッと音がしたらどの方向に自分が逃げるかを何度もやってみました。
倒したい方向に受け口を作ります。45度に切り込みを入れる際、チェーンソーの持ち手の合理性が実感できます。作業していると恐怖心の方が先立ち、講師がもっと切っていいと言われてもなかなか刃が入っていきません。水平に切り込みを入れ何とか受け口が出来上がりました。次は反対側に追い口を作ります。中心に残す部分を考え刃を入れていきますが、やはりおっかなびっくりで切り込み方が足りないようでした。講師に手伝ってもらいようやくゆっくりと一本の木が倒れていきました。初めての経験では爽快感というよりもほっとした感覚の方が大きかったです。
自分で切り倒した杉の木の枝を払い、玉切りにしていきます。今まで見るだけだったこの作業が出来るようになり感慨深いものがありました。木を切り倒すことは体験しましたが、まだまだ修行が必要です。






7/28/2014

見張り台


夏休みに入り、リブランの森も連日子どもたちの歓声が響いています。
広場の高台に立ち木を利用して見張り台を作りました。材料は森の間伐対象の樹木。
ここに座ると風が気持ちよいです。弓矢遊びをしている子どもたちが見えます。





7/22/2014

高原学校の一日

お天気が心配されましたが青空が見え、爽やかな高原らしい一日となりました。10年来のお客様である中学校が学年行事でリブランの森を訪れました。
今年はマイマイガの大量発生で森の中もあちこち飛び回っています。着いたとたんに女子生徒たちのキャーキャーという叫び声。大丈夫だろうかと心配しましたが、活動が始まってしまうとその叫びは笑い声に変わりました。
それぞれが選択したプログラムを、時間いっぱい楽しんでいらっしゃいました。