朝起きると130cmの降雪だった。この冬一番の量だ。
スノーシューでのハイキング先は、黒姫童話館近くにある御鹿池にした。妙高高原と比べると積雪量は少ないが、こちらも前日からの降雪が1m近くあったそうだ。
ラッセルを覚悟して出発する。スノーシューで歩くと、ふくらはぎまで沈む。6人なので先頭を交替しながら・・・と思っていたが、お一人すごい方がいらした。スノーシューをつけると、まるでウサギのように駆けて行く。その後を皆でついていくが、姿が見えない。と、向こうから我々の元に駆け戻ってくる。疲れた様子もなく、始終笑顔の彼はスキーオリエンテーリングの日本代表選手であった。堀江選手のサイト
スノースポーツに親しんでいらっしゃる方、初めての方混じってのハイキングは、笑い声と楽しいおしゃべりで終始した。枝に雪をたっぷり抱えた杉林は天然のクリスマスツリーのよう。今年のクリスマスカードにしようと写真を撮る女性たち。この日、誰も入っていない御鹿池への道に、思い思いのトレースをつけた。
スキーオリエンテーリングのお話しを堀江さんから伺い、とても面白そうだと思った。ただただ走って速さを競うだけでなく、知力を使うゲーム性が加わる。また、スノーシューはいいトレーニングになると堀江さん。クロカンでトレーニングしている石川遼さんにもお勧めしたい。