今日は日差しもあって暖かく、帽子も手袋もなしで外にいる事が出来ました。スコップを片手に沢沿いの雪を崩し、「まるで春のようだなあ」などと思っておりました。
沢は雪に埋もれていないし、雪質はザラメ状で雪解けの頃かと思うほどだったのです。
しばらく雪を掘っていたところ、目を疑う光景に出くわしました。
これです。
おわかりになりますでしょうか。
なんと、フキノトウが雪の中から出てきました。雪の下で雪解けを待っていると訊いてはいましたが、大寒のこの時期に準備をしていたのには驚きました。
暦の七十二候によれば、初候は「款冬華(ふきのはな さく) : 蕗の薹(ふきのとう)が蕾を出す」と記されています。伊勢神宮周辺の気象を基にしていた事を考えると、やはり今年は少し春が早いのでしょうか。
まだこれからも雪は降ると思いますが、一足早い春の訪れに少し心が躍りました。
まだこれからも雪は降ると思いますが、一足早い春の訪れに少し心が躍りました。