5/21/2011

【リブランの森整備】橋直し


梅雨に入る前にある程度やってしまわなければというので、雪が消えたところを見計らって、晴れた日はリブランの森の整備だ。大雪で折れた枝、倒れた樹木が例年より多い。枯れた樹木もある。これは活動場所の安全管理の上で大切な作業だ。


4日目の今日は、暫く前の大雪で傾いてしまった「麻布橋」の整備を行った。これは6年前に麻布中学校1年生のあるクラスの体験で、生徒さんたちと一緒にかけた橋だ。その時の担任の先生から、高校を卒業する時に彼らから中一の夏の体験を印象深く語られたとうかがった。太い樹木を倒し、川に落ちた木を滑車で引き上げ、「ガチャ」と呼ぶ林業用の機械で少しずつ動かして橋にした。まだからだの細い中学1年生が、10人掛かりで力を合わせて作ったものだ。

丸太を差し込んで傾きを直してみる

「ガチャ」という道具

ロープをかけガチャでひく

50㎝ほど動かす

傾きは整えられた
この後、橋を固定し、折れたかつて橋だった丸太を取り除いて終了。3本の丸太で出来ていた橋は、一本橋として蘇った。