4/03/2010

こどもと犬と

昨日は久しぶりに、近所の4歳になろうとする子と、もうじき小学校に上がる子と遊んだ。どのくらい久しぶりかというと、雪がたくさんある間は会っていなかったので、2,3ヶ月ぶりといったところだろうか。

成長期のこどもは少し見ないうちにずいぶんと大きくなるものだ。顔つきも変わっている。入学式がもうすぐの子は、随分と大人びていた。「何して遊ぶ?」が口癖だったのに、今は「これこれをしよう!」と具体的な提案をする。
3歳の子は話す言葉が益々しっかりとし、助詞も間違わずに話す。私は所謂赤ちゃん言葉というものを一切使わないのだが、大人同士の会話の内容もちゃんとわかっているようだった。

3歳の子と裏庭に流れる沢に行った時、入ってもいいかと訊いてきた。どうぞあなたの考えでと言ってみた。水量と自分の長靴の丈、流れる水の勢いなどをしばらく見て考え、結局やめてしまった。
雪の山を探検している時もどちらに進むか訊いてくる。木の周りが穴になっていること、沢の上は抜け落ちるかもしれないことを教え、あとは自分で考えて決めてというと、随分と慎重に歩く。ここは危ないから行かないと言ったりする。大人が近くにいるし、もっとハチャメチャに冒険するのかと思っていたので、ちょっと意外だった。ちょっと失敗をしてくれた方が、身に付いていいのにと思ったり、ひと様のお子なので何事もない方がいいのかと思い直したり。日頃親御さんから言い聞かされていることを思い出しつつ、自分なりに考えて動いていたんだろうな。

そんな感じで卒園生の提案したカマクラ作りと宝探し、3歳児提案の散歩をして2時間あまりを過ごし、私はくったくたになったのであった。忘れる所だった、犬もずっと一緒だった。こどもたちに集中していると、自分もかまえとうるさく吠えていた。これも、くたくたの要因。