2/11/2009

手ぬぐい


スキーツアーの歩行中は暑かったので、ニット帽はしまって日本手ぬぐいを巻いた。有平縞(ありひらしま)という柄の渋茶色なのだけれど、かなりお気に入り。手拭い 染の安坊という店のもの。

日本手ぬぐいはタオルよりも使い出があって好きだ。頭に巻いて帽子代わり、首に巻いてもよし。汗ふきにもなる。薄いからすぐに乾くのもいい。ツアー帰りに温泉に立ち寄ったら、この手ぬぐいを使えばいいのだし。1枚あれば何にでも使える。

外で活動する機会が多いが、真冬以外は日本手ぬぐいの使用率が高い。接客時以外の作業では、ほぼ100%手ぬぐいだろう。キャップなどより好き。

手ぬぐいの専門店には素敵なデザインのものが多い。このような古典柄だけでなくポップなものもある。着物のように季節に合わせて柄を変えてみるのも自己満足できてよいのでは。
縦縞を巻いていたせいか薮漕ぎ中、九鬼周造の名前が突然浮かんできた。で、粋なのは他に何があったのかということなどを考えながら薮をかき分けていた。景色をあまり楽しめないと頭の中はかなりうるさい。


日本手拭い「有平縞(ありひらしま) 渋茶色」