8/02/2010

長岡花火までの道のり

長岡花火の頃に妹が帰国するというので、私的な予定は一切入れず、仕事も入らねばいいなぁ内心祈っていた。ま、そううまく運ぶはずもなく、夕方終わった会議の後、一路長岡へ車を飛ばす。

長岡大手大橋西詰めは、予想通り大渋滞であった。普段歩道を歩く人などほとんどいないのであるが、敷物やクーラーボックスを担いだ人で溢れている。長岡駅から最も近く、花火観覧の中心の場所であるから当然であろう。
通行止めとなる時刻を調べていなかったので、時間が気になる。さて、ようやく渡りきったが、今度は左折ができない。駅方面からどんどんと人がやってくる。青信号の時間一杯人が渡っているので、左折ができないのだ。急遽直進にかえ、かなり大回りをして実家のある小路へ。普段ガラガラの小路が県外ナンバーの路上駐車で埋まっていた!駐車禁止の小学校前の通りもびっしりと車。信濃川河川敷まで徒歩3分の好立地も、長岡花火の夕刻は自宅にも帰れないという罠。

予定より随分と遅れて帰宅。すぐに夕飯を済ませ土手へ向かう。長岡大手大橋付近は大混雑しているのはわかりきっている。土手にいく階段ものぼれないだろう。中島幼稚園近くから土手にのぼり、フェニックス席側の無料観覧席を目指す。私はフェニックスさえ見られればいいのだ。4人なので場所取りブルーシート群の隙間にちんまりと座る。観覧中、言葉は少ない。


長岡花火の半端ない打ち上げ数、目を見張る演出。いったい予算はいくらなのだ。長岡市政便りに昨年のものが記載されていた。

長岡まつりの収支(長岡市政便りより抜粋)
【収入】収入合計:3億8078万円
寄付金:1億9317万円
観覧席売上:1億4302万円
その他、警備など。
【支出】支出合計:3億8078万円
内、花火行事費:1億5411万円

1億5千万円の花火もすごいが、2億近い寄付金に驚いた。花火の観光客の数も半端ないはず。長岡市内の宿泊施設は1年前には予約されているという。会場近くのスーパーは、レジを見るだけで卒倒するくらいの混雑だ。ふるさとが一年で最も活気ずく2日間である。


2010年のニューフェニックス動画
H22.08.05 2010「復興祈願花火ニューフェニックス」を選択
http://www.city.nagaoka.niigata.jp/shisei/video/naji.html