新しい年が明けて初めて青空が見えた日に、お客様と戸隠神社奥社まで初詣に行ってきた。
年々戸隠神社の人気が高まっているため増設された有料駐車場も満杯であろうと見越して、今回は送迎をお願いした。案の定、夕方まで空く事はなかった。
通常の参拝客に混じって登山靴にアイゼンの方、スノーシューの方がみられた。我々はステップカットのテレマークスキーである。
参拝の前に午前中は森を迂回した。我々以外人はおらず、たくさんの野鳥のさえずりと姿を観察する事が出来た。雪の上についた羽の跡や、雪上を直角に曲り突如飛び立った足跡などが面白かった。立ち枯れた木をつつく姿もお客様に見ていただく事が出来た。
奥社までの坂道は急なため途中でスキーを脱ぎ、スカルパの革靴とストックで行く。街用の冬靴ではなかなか厳しい上り下りである。それでも参拝客はひっきりなしで途絶える事がなかった。
鏡池からの絶景を初参加のご主人にどうしても見せたいとおっしゃるリピーターの奥様のひとことで、走るように森をいく。氷結しているだろうか。していなければ東屋の立つ土手に回ろうと考えていた。
沢の水が流れ込むところはまだであったが、概ね氷結しているようである。いくつかの足跡が池の中央までついている。そこから青空をバックにした戸隠連山を眺め、記念の写真を撮って森に戻った。
一日雪の中をスキーで歩き全身に心地よい疲れが残る。約8kmのハイキングだった。
one day スノーハイキング