6/16/2015

6/30 TeNY 新潟一番で妙高が紹介されます

新潟県内の皆様へ。
6月30日(火)夕方から放送されているTeNY「新潟一番」では、妙高が特集されます。温泉がメインの特集の中で、弊社の伐木体験も併せてご紹介いただけることになりました。

内田アナウンサーが生まれて初めてチェーンソーをもち、木を切り倒すことに挑戦されます。はたして首尾よく倒すことができるのでしょうか。
お時間のある方、ぜひ番組をご覧ください。そして、夏のご旅行の予定に妙高をいれてくださいね。
お待ちしております。


6/15/2015

おすすめの本

先月参加したベテルの家の講演会で司会をされていた白梅学園大学 汐見稔幸さんがご紹介されていた本。

「発達障害」といわれる人たちと接するとき、自分がどのような立ち位置にいたらいいのかを再考させられるものだ。当事者の困っていることを理解したい人、そのお手伝いをしたい人はもちろんのこと、発達障害の人と接して自分が困っていると感じている人にこそ読んでもらいたいと思う。
授業のユニバーサルデザインという彼ら/彼女らが理解しやすい手段方法を用いる授業は、発達障害の人だけでなくあらゆる人にわかりやすい授業になると思った。

病名は色々とあるけれど、人を何かにカテゴライズするのではなく、目の前の人をじっくり見て話すことが大事だと思う。



6/08/2015

ルバーブジャム作りにはまっています

ルバーブという野菜を知ったのは、太田愛人さんのエッセイ『辺境の食卓』を読んだ10代後半の時だった。今改めてご経歴を拝見すると、長野県信濃町柏原の伝動所におられたことがある。現在、ルバーブは信濃町の代表的な特産品となっているが、そもそもは野尻湖畔の国際村にカナダ人宣教師が種を持ち込んだことから始まっているという。太田さんも信濃町にいらっしゃるときにルバーブとの出会いがあったのではないだろうか。

このエッセイを読み、それまでジャムといえば苺やブルーベリーくらいしか知らなかった私にはとても魅力的に感じられた。しかしどこにいっても見つけることはできず、初めてそれを見たのは軽井沢にいったときだった。長年焦がれていたルバーブである、ひと瓶買って帰ったのは言うまでもない。甘酸っぱい味はとても好みのものだった。

ルバーブはシベリア南部原産の植物で漢方にも使われるダイオウの一種だ。強い酸味と香気が特徴で、欧米ではジャムやパイの具に利用されている。食用とするのはこの茎で、緑色と赤色の二種がある。
信濃町の道の駅にいくと、今が旬のルバーブが山のように売られている。通信販売もやっている。


 ジャム作りはとても簡単だ。茎が熱ですぐに煮とけてくれるので時間がかからない。産直の店ではたいてい一束1キロで売っているので、量に応じて二種類の作り方でやってみた。クックパッドにレシピを載せたのでご紹介する。

1キロまでの場合 【30分以内でできるルバーブジャム
それ以上の場合  【ルバーブジャム6キロの場合

私はプレーンヨーグルトやバニラアイスに添えることがほとんどだが、冷凍パイシートを利用してパイの具にすると、パイ生地との調和で酸味が和らぎ更に美味しいと教えてくれた方がいた。
ジャム以外では砂糖漬けもおいしそうだ。

緑色と赤色とでは調理後の色も違う。赤の方が美味しそうに見えるので、最近は赤を取り置きしてもらっている。


おそらくあらゆるジャムの中で、私はこのルバーブが一番好きだろう。来年の旬の時期まで楽しめるように、せっせと暇を見つけてはジャムを煮ているのである。



6/02/2015

チェーンソー・伐木体験やっています

薪ストーブの人気や災害復旧ボランティアなど、一般の方々が木を切る機会が増えてきました。そして、誰でも比較的安価にチェーンソーを手に入れる事もできるようになりました。
しかしチェーンソーを使っての作業は大変危険です。労働災害で一番事故率が高いのは、この伐木作業です。各地で研修会が行われていますが、座学中心で実際に木を切る機会はほとんどないのが実情です。
安全に作業するためには伐木の基本を知り、実際に木を切る体験が必要ですと考え、この体験を企画しました。

実施期間:5月〜7月、9月〜11月(随時、要予約)
参加費: 体験コース 5,000円
     研修コース 7,500円
     特別研修コース 9,000円
参加資格:18才以上 
レンタル:ヘルメット、手鋸、ナタ、保護メガネは無料
     チェーンソー3,000円/1日
詳細はこちら http://www.negibozu.net/pg518.html

先日、体験コースを行いました。
ご両親が伐木体験し、子どもたちは倒した杉の木の枝を燃やして処理することをしました。チェーンソーの使い方を習い、丸太の玉切り。その後、ひとり一本ずつ杉の木を倒しました。










5/07/2015

森の中の子どもたち


森をテーマにした総合的な学習に取り組む小学5年生が、妙高リブランの森にやってきました。一年をかけて学習するねらいは、身体と森が一体となり、森のもつ生命観を感じ、森での営みを探るなかで、人間のあり方について考えていくというもの。なかなか壮大なねらいです。
子どもたちは学校にある森のほか、近隣にある様々な森の中で活動していきます。

妙高リブランの森での一回目は、森にあるものを燃料として焚き火をつくり、湯を沸かしてお茶を飲むというものでした。高カロリーな燃料となる樹種は何か、着火材として使えるものは何かを教わり、マッチで火を起こしていきます。並行してやかんを吊るす三又と自在鍵を作りました。
そこにあるもの、少ない材料を知恵と身体を使って目的を果たします。お茶を飲み始めた時間は、グループによってそれぞれでしたが、どの子どもも満足そうな表情をしていました。

この日初めて会った子どもたちは、野外で活動することに慣れているようでした。低学年からじっくりと掘り下げる総合学習を行っている学校で、哺乳類を飼育したり、野菜を作ったこともあるそうです。
お茶を飲み終わった子どもたちが、焚き火に杉の枯れ枝を入れて火をつけ、聖火のように掲げて遊んでいる場面がありました。これまでこのような場面では、引率の方が行為を止める注意をいうのが通常です。しかし今回は誰一人として止めたり注意をする人はいません。見ていると子どもたちも人に火を向けたり、危険な行為はしていません。火遊びを心ゆくまで楽しんでいる風です。
これがとてもいいと思いました。
森の中の小川にいけば、裸足になって何人も水の中に入っています。衣服を濡らし、森の中で着替えた女の子も数人いたほどです。

この子どもたちが一年後「人間のあり方」についてどのような考えを持つのでしょうか。楽しみであります。




4/06/2015

フキノトウの酢の物

ご無沙汰しています。

各地から桜の便りが届いていますが、こちらはまだ雪の壁がそびえています。それでも徐々に雪は融け、裏の沢も雪融け水が溢れんばかりに流れており、そこここでフキノトウが採集できるようになりました。
一食分を採って天ぷらや蕗味噌、ペペロンチーノにいれて春の苦味を楽しんでいます。

フキノトウの食べ方で昨年最も気に入ったのが酢の物です。地元の方に教わりました。あの香りが一番楽しめる一品ですし、作り方も簡単なのでぜひお試しください。


Cpicon フキノトウの酢の物 by kaoruo

2/20/2015

雪のイベントの準備中

今週末は妙高リブランの森でイベントがあります。その準備をやってきましたが、昨晩から湿った雪が50㎝も積もり、搬入はなかなか大変でした。

まずは搬入口が高い雪の壁です。そこに階段を作る事から始めました。


落とした雪は脇に片付けます。路上駐車して荷下ろししているので、三角表示板も忘れずに。


 階段を上るとかなり高度感あります。荷運びはソリと背負子を使いますが、そりを引くために猟師用の古いスキーにシールを貼って使ってみます。背負子は裏にウロコのついたテレマークスキーで。


一度に全ては載りません。煮炊きをするのでプロパンガスとゴトク、ファイヤーベース、大鍋などけっこう荷物があるのです。


 私は大鍋とプロパンガスを背負いました。湿った深雪の中、ソリを引くのは難儀です。30キロくらいあるでしょうか。


 ヘロヘロです。


 ようやく着きましたが、力つきています。


 もう一往復は私がソリを引く事に。余裕かましています。一度通ったため雪は踏みしめられているし、荷物も割合軽いのでトレーニングかわりになりました。
しかし予定よりも時間がかかり腹ぺこ。池の平・栄華のロースータンメンの画が脳裏に散らついておりました。






1/06/2015

17才の冒険

明けましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりありがとうございました。
本年もよろしくお願い申し上げます。

昨年末に一人の高校生から電話がありました。
2年前、彼が中学三年生の冬休みに、麻布学園のクラス旅行で妙高高原に雪の体験に来てくれた人でした。その時、ゲレンデでのスキー・スノーボード、スノーシューでハイキングをして一晩雪の森で泊まるなど、それぞれが選択して楽しんだのですが、彼はその時やった雪上キャンプを自分たちだけでもう一度やってみたいという希望でした。我々に求めたのは助言のみ。もちろん快諾しました。

日程が決まり冬用のテントや寝袋、食事の準備の方法、危機管理についてやり取りしました。冬用のテントと寝袋は自分たちで業者からレンタルして準備、炊事用具や食料などの買い物もして準備万端。

今シーズンは雪が早く、一晩で1m近くの降雪もあったので回避策も提案しました。天気が良好であれば予定通りリブランの森で自分たちだけでやりたいという強い希望が叶い、その日は今シーズンでも数えるくらいの晴天。予想最低気温も氷点下2度、降雪の予報もありませんでした。

東京から高速バスと信越線を利用して早朝に着いた彼らは、妙高高原駅から徒歩とヒッチハイクで赤倉観光リゾートスキー場へ。半日スノーボードを楽しみ、昼食後合流。地図とコンパス、GPSを渡し、キャンプサイトが決まったら緯度経度を伝えることにしました。これで万が一の時はピンポイントで救援にかけつけることができます。山用のショベルも渡しトイレの作り方や使い方も伝授しました。

15時前にリブランの森へ出発。写真はその時のものです。とても元気に雪を踏みしめて行きました。17時にキャンプサイトの位置連絡があり、順調な様子。夜には満月が煌々と輝いていました。





翌朝9時にテント撤収終了し途中で朝食を摂っているとの連絡。それからしばらくしてまたもヒッチハイクで事務所に到着した彼らは元気な様子でした。「長野の人はすぐに車をとめてくれ、気さくな人が多いです」とのこと。ここは長野ではなく新潟なんですが。
キャンプのことを聞くと夜は非常に寒く眠れなかったとか。テントマットを持ってきていませんでした。これは盲点でした。夜の森は樹木が風で揺れ、その音が怖かったことや、満月が幻想的だったことなど話してくれました。今回は森の中でしたが次は山にも行ってみたいという人も。非常に嬉しいことです。

帰りの支度をすばやくやり11時に妙高高原駅へ送りほっとしていたら、13時にもらったメールによると電車が115分も遅延し長野にすらついていないと・・・。バスには間に合わないはず。さてさて東京までさらに冒険は続きます。



12/23/2014

雪灯篭

雪の壁がだいぶ高くなってきたので、ショベルで穴を開け雪灯篭を作ってみました。ちょうど事務所の裏にあるコテージにお客様がお泊りだったので、ちょっとしたサプライズプレゼントのつもりで作りました。
薄暗くなって戻られると「アメージング!」といって大変喜んでくださり、キャンドルだけのスペースに作ってみてはと提案すると大人も子供も夢中になって作り始めました。道行く人たちも足を止めて見学。ぜひ豪雪地帯の皆さん、やってみてください。

犬のつもり

このように穴を並べて掘ります

うさぎのつもり

キャンドルをいれてみると・・



皆さん作り始めました

うさぎ

小さい雪だるまたち




12/19/2014

たっぷりの雪


テレビニュースで何回も妙高がでたよと、たくさんの方からご心配をいただきましたが今朝は青空が広がっています。一日中除雪作業に追われたことも忘れてしまうほどの美しさです。
12月でこの積雪量は珍しいことです。今日からすべてのスキー場がオープンしました。豊富な雪と雪質で皆様をお待ちしています。


http://www.negibozu.net/


12/10/2014

スノーシーズン


6日に一気に80cm近くの降雪があり、山も里もすっかり白くなりました。確実に根雪になっており、スノーシーズンの幕開けです。
今シーズンも野山をスキーで歩くプログラムを行います。スキーが初めての方も楽しめますので、ぜひチャレンジしてみてください。

http://www.negibozu.net/

11/17/2014

冬支度



赤倉観光ホテルのすぐ上まで雪が来ました。山が白くなりだすとそわそわします。冬支度に追われるからです。樹木の雪囲いや除雪に邪魔にならないように建物周りの片付け、冬用品の準備などがあります。すっかり葉が落ちたので、ここ数日は落ち葉集めに精を出しています。
そして雪の楽しみも忘れてはなりません。今日お会いした地元の方は、スノーボードをメンテナンスに出し、スキー場のシーズン券を買われたと話していらっしゃいました。それが冬支度の第一歩であると。