最近は新蕎麦といえばこのイベントを楽しみにしている。
粉はクラインガルテン妙高のある市内大洞原にて栽培し天日干しにしたもの。栽培、蕎麦打ち、調理は市内在住の料理人 石川さんである。
写真は春菊とエビのかき揚げと、蕎麦を裁断したときにでる端っこを揚げたもの。これをつまみながら出来上がるのを待つ。
と、蕎麦がきが出てきた。そういえば蕎麦がきもこのイベントでしか食べなくなった。通の人にいわせると、余程の店でないと蕎麦がきは出さないのだそうだ。蕎麦粉の善し悪しが歴然とするから。
蕎麦つゆが配られいよいよだと待つ。笊が来た!笊の端にはおろした蕪が添えてある。香りのよい蕪だ。岩手から取り寄せたという。名前を聞いたのに忘れてしまった。蕎麦の香りを損ねない。
黙々と食べる。あっ写真。
あっという間になくなった。
しばらくすると次の笊が来る。 いくらでも入る。
今年は天日干しをする時期に天候がよすぎたため、いつもより乾燥が過ぎたとのことである。製粉をしても水分が足りないので、10割りではなく1割りの小麦粉を加えて打ったそうだ。
この後、冷たい蕎麦に大洞原のトマトで作ったソースとハーブを載せた一品が供された。写真は撮り忘れた。
店にいっても食べることのできない新蕎麦コース。クラインガルテンの住人と協議会のメンバーだけの会だ。 新住民と旧住民の交流も兼ねたイベントは年に複数回実施されている。