香港栄華月餅「蓉蓮白黄雙」をいただきました。
1996年の中秋節の頃、香港から中国南部を旅していたのですが、その時あちこちの店先で月餅が売られていました。日本でよく見る小豆の餡のもの、木の実などが入っているもの、大きいのから小さいのまで様々。中でも目を引いたのは満月を模した卵黄の入ったもの。
その時は食指が伸びず食べることはありませんでしたが、月餅=卵黄とインプットされた時でした。
後日、その卵黄は塩漬けされたものだと知り、機会あれば食べてみたいなと思っていた矢先、知り合いの方から戴いたというわけ。きくところによると、卵黄を入れるのは中秋節の時期だけとのこと。そしてこの月餅は蓮の実の白あんで黄身を包んでありました。上品な甘さ。
ごちそうさまでした。