初めて出会ったのは小学2年生の時。その子がいつの間にか中学生になり、自由研究のことで久しぶりに訪ねてきてくれた。すっかり大人びていて、家の人に迎えを頼む電話は外の公衆電話でするからと遠慮する子になっていた。
自由研究の方はテーマが絞りきれていないようで、表情もすっきりとしない。地域研究というのが与えられた課題で、その中から動物を選んだのだが、部活で忙しい中学生がフィールドワークを休みの間するなんてのはまず無理。研究のやり方からアドバイスしはじめると、ようやく表情が明るくなった。
家の人が迎えに来た。宿題のことより先生に会いたかったんですよと、嬉しいことを言ってくださる。最近はキャンプ長とかトータルコーディネーターとかで厳しい面を出す役割が多いので、端的に嬉しいのであった。
明日は別の中学生の自由研究アドバイス。