3/16/2012

森デビュー


上越市からいらした方が、事務所の周りをしげしげと見回して「まだ、こんなにあるんですね」とびっくりされていた。その方の足元はすでに普通の靴。コートもお召しになられていなかった。
ひと雨ごとに雪が溶け春を感じるが、すっかりなくなるのは5月半ばだろうか。


少し動くと汗ばむくらいのこの季節は、スキーでハイキングするにはちょうどいい。3月に入ってから大勢の子どもたちが森でスキーデビューしている。
「リブランの森」でお世話になっているリブラン社主催のイベントでは、就学前の子どもたちがびっくりするくらいがんばっていた。


毎年赤倉のスキー場にご家族でいらしている方も、今年初めて森デビューされた。最初はスノーシューでとおっしゃっていたのだが、お話を聞いているとスノーシューがやりたいというより、スキー場ではない場所を歩いてみたいというご意向だったので、スキーをお勧めした。
冬芽や動物の足跡などを観察しつつ一日スキーで歩き回った。ゲレンデで上級者の方だったため、行動範囲も通常より広かった。
後日メールいただいた。

「毎年,赤倉へ行くのですが、スキーの楽しみはただ滑ることだけの私に、今回の旅行は、今までで初めてスキーが楽しい!!!と思った旅でした。
すごく、気持ちが良くて、言葉にするのは難しいのですが、最高!!!でした。」

飛び上がるほど嬉しかった。