1/20/2012

酒粕をさがしに

冬の体験活動の相談をしている際、甘酒で暖まりたいねという話になった。

ー 甘酒ってどうやって作るんだっけ。
ー 麹とお米じゃないかな。
ー 酒粕でも作れるんじゃなかった?本格的じゃないけど。


というわけで、手軽にできる酒粕での甘酒作りをするべく、酒粕を買いにいく。「ためしてガッテン」で酒粕を取り上げたためなのか、粕汁などの季節柄なのか、近所のスーパーには酒粕コーナーがある。他の用で新井長森のコンビニエンスストアに行くと、地元酒造メーカー「君の井」の酒粕が置いてあった。
そうだ、妙高には複数の酒蔵メーカーがあるじゃないか。君の井さんに聞いてみると、コンビニ以外では市内の酒屋に置いているという。早速、国道沿いの山崎酒店に出かけてみた。


あった。

左から「千代の光酒造(妙高市)」「君の井酒造(妙高市)」「妙高酒造(上越市)」「鮎正宗酒造(妙高市)」。1kgと500gの板状のものだ。
他にありませんかと訊いてみると、冷蔵庫の中に大吟醸の酒粕があるという。ご主人曰く、大きな違いはないが大吟醸の方が香りが強い。いずれ全ての酒粕を試してみるつもりでいるが、まずは大吟醸とやらにしてみよう。ついでに、その酒粕ができた大吟醸も求める。




甘酒のレシピは君の井酒造の袋の裏にあった。水にとかし、砂糖を加えるだけだ。滑らかに溶かすには、予めすり鉢であたっておくとよいかもしれない。毎日の除雪で冷えたからだに、茶碗に注いだ甘酒。程よい甘さで疲れも取れる。

甘酒だけでは面白くないので、酒粕をつかった料理(簡単なもの)をあれこれ試してみたいと思っている。これはというレシピをお持ちの方、ご教授ください。
冒頭に書いた冬の体験の日には、妙高上越地区の酒造メーカーの酒粕を駆使した甘酒をご用意したい。