3/19/2011

名もなき低山へ

タヌキの足跡

3連休はペンション一軒貸切のお客様と、山でスキーをしているはずだったのだが暇になる。震災から1週間だから仕方がないが、夏もこの調子なら困ったことになるなあと朝から憂鬱になってしまった。










セッケイカワゲラ
窓の外を見れば快晴。山が光っている。車に積んであるステップカットで散歩にでもでかけよう。小さいザックに昨日焼いたパンと珈琲をいれた。
職場同様住まいも玄関先からスキーをはいて散歩ができる環境だ。毎日窓から見ている名もなき低山の頂を目指すことにする。




木々が密生している山で、滑り降りるには少々骨だ。3月も中旬なので樹木の先端が黄緑色に変わっている。雪の上にはセッケイカワゲラ。小さな鳥の巣 も落ちている。

何か動くものが視界に入った。二匹のタヌキだ。ゆっくり歩いている。こちらに気がつくと暫く私を見て、去っていった。人間が来ることなどな い山なのだろう。




上空には鷲か鷹か判別できないが、その種類の鳥が飛行している。
山頂からは妙高連山のパノラマが展望できた。