3/15/2011

みのもんたさんにお願い

東京方面でスーパーマーケットからカップ麺やレトルト食品、トイレットペーパーがなくなっている、ときこえてきたのは土曜日だっただろうか。上越市の人から近所のスーパーマーケットの納豆が払底しているときいたのが日曜日。上越も東京の感覚に近いのだなと思った。同じ日、近くのスーパーマーケット2軒にいったが、商品はいつも通りに棚におさまり、買物する人たちものんびりとしていたからだ。米野菜を自給している家も多いから、食品備蓄は街場より充実しているからだろう。そう思っていた。

本日午後5時半過ぎに旧妙高村に立地するスーパーマーケットに行った。駐車場は空いていた。ポイントが3倍になる日ではないし、つい2日前に5倍になる日があったから客足が遠のいているんだろう。そう思っていた。

野菜コーナーを過ぎて異常に気がついた。


 なにこれ、いったい。
ここにはかつてパンがあったらしい。
カップ麺の棚は見事に空。ちょうど荷物が到着したタイミングだったようで、係の人が超高速で棚に並べていた。
豆腐コーナーや漬け物コーナーなどには品切れの表示が。東北産の商品がかなりあるのだなと、空の棚を見て思った。
買い占められ食品の王者、レトルト食品。わが町ではカレーが人気のようだ。
これがなぞ。サラダ油と白砂糖がこの通り。特段安くなっているわけでもない。値上がり見越してなのか。買い占め客の心は私にはわからず。

というわけで、食品備蓄がありそうなのどかな山村も、買い占め呪縛には抗えなかったようだ。被災地には3日も4日も食べていない人がいるのに。食べ物がないと涙ながらに訴えていた町長さんの言葉は通じていないようだ。


インターネットでNHKのニュースをみていたら、この買い占めは計画停電の影響であるとまとめていた。首都圏のスーパーマーケットで買物している中年女性が記者に答える。「冷蔵庫が使えなくなったときのために、保存のきく食品をある程度備蓄していないと不安である」と。
ならば常温でも保存のきく調理方法や、冷蔵庫内の温度を下げにくくする生活の知恵を啓蒙したらいいんじゃないか。これをツイッターで書いたら「みのさんにやってもらおう」と返してくださる方がいた。ナイスアイディア。
その方が教えてくださった、みのさんにぜひとも番組でやってもらいたい生活の知恵は以下。

ペットボトルに水入れて凍らす→停電の前に冷蔵室に入れる→冷蔵庫がクーラーボックスに!

ぜひ皆さんもこれで計画停電を乗り切り、被災地を応援しようではありませんか!