6/30/2010

森とジャンベと焚き火

音楽は生活に欠かせない。
生で聴く音楽は格別。
それが野外で、しかも焚き火があったりしたら血が騒ぐ。

これまでリブランの森の中で聴いた楽器ーギター、チャランゴ、ビリンバウ、カリンバ、ジャンベ、タブラ、ディジュリドゥ、ケーナ...と、民族楽器といわれるものが大半だ。あ、リコーダーもあった。電源がないから当然だけれど、アンプラグドな楽器が森にはマッチする。

キャンプ最後の夜には大きな焚き火をつくり、いわゆるキャンプファイヤーをやる。自分が小学生の頃の林間学校で経験した儀式めいたものもいいけれど、好みはもう少し別。一昨年のキャンプファイヤーは、こんな感じで始めようとスタッフに提案した。

各班夕食も終わり、調理に使った火の勢いも落ち着いてきた頃、森のどこかから太鼓の音色が聞こえてくる。散り散りにいた子どもたちが、その音で集まってくる。太鼓は徐々に複雑なリズムを刻む。太鼓と火を子どもたちが囲んだ時、その響きは更に大きくなる。手拍子する者、からだを揺らし始める者。宴の始まり。

スタッフの中にジャンベのうまい若者がいて、これは実現した。

森の中ではいつも聴くばかりだったので、無芸を返上すべくひとつ楽器をやってみようと思っている。もちろん太鼓。 この夏にはかっこよく叩けるようになりたいな。


ジャンベを見せていただいたお店「ラ・ペーニャ」(長野市南石堂)とオーナーのうえむらさん。店の中でうえむらさんが叩いたら、近所の子どもたちが数人集まってきた。やっぱりね。子どもは太鼓が好き!

ラ・ペーニャは楽器店ではなく、コーヒーやお酒が飲め、カレーライスやタコスなどの軽食もあるライブハウスです。いつも店内には音楽が流れ、定期的にイベントがあります。ケーナ教室もやっています。(木曜定休)