昨日の強風と雨が嘘のような青空の午前中、南国シンガポールから4名のお客様がおみえになった。雪もスキーもまったく初めての皆さん。
スキーを履いて、30㎝くらい前に滑るだけで怖がったり、緩い傾斜の前で躊躇するのを見て、自分がうまれて初めてスキーを履いたときの事を思い出した。
小学校に上がる前、長靴に短いスキーで庭先を歩いた。靴で歩くのとは異なる感覚、ほんのちょっとの傾斜で滑るスキー、後ろに倒れるからだ。緩い坂で滑り降りたときの爽快感。頬を切る風。
スキーを履いて20分くらいはこわごわだったのに、歩くうちに慣れ、滑る楽しさを満喫されていた。コーヒーブレイクの後も坂を上り滑り降りる事を繰り返す。最後は全く転ばず、満面の笑み。そして来年の冬は友達とまた来るといってハグしあった。