1/09/2013

外国人を迎える町として

事務所向かいのペンションは、シーズン始まりからずっと外国からのお客さんでいっぱいです。道を歩いている人も外国人の方が多い妙高高原なので、住民も「ハーイ」とか「ハバ グッデイ」などの挨拶がすっと出てきます。

この雪だるまはスキーレッスンから帰ってきたオーストラリアからのお客さんが作っていました。雪玉3つ重ね、小枝で目と口を作り、屋根のツララをとって来て鼻に。可愛い帽子を被った姿は、どことなく彼女に似ています。

先ほど郵便局に行きましたら、入り口ですれ違ったかたは3人とも外国人。ATMの先客も外国人でした。そばにいれば話さないわけにはいかず「ハーイ」となります。オーストラリアからの二人組で妙高は最高とおっしゃっていました。これからオーストラリア人はまだまだ妙高にやってくるよと言うので、ニセコが人気なんじゃないのかと尋ねると、雪は最高だけれどもオーストラリア人が多くて雰囲気も日本的ではないとのこと。妙高は日本に来たという実感が持てるのだそうです。なるほど。

はるばるスウェーデンやノルウェイからいらっしゃる方もいて、なぜ近くにも雪山があるのに日本なのかと訊くと、シーズン中の積雪量が圧倒的に日本の方が多いからなのだそうです。なるほど。

アジア旅行をしていてバックパッカーのたまり場になっている通りにいくと、看板は英語表記、流れている音楽は流行のポップミュージックやロック、カフェで出てくるものも東京と変わりがないという経験があり、いったいどこに来たのかと思ったものです。旅先で現地の人と交流したり、現地の食べ物を食べたり雰囲気を楽しみたいもの。迎える側になりそれを思い出しています。