9/03/2011

森にベンチを作ろう

中学1年生の若人たちが、リブランの森で過ごす最終日。「思う存分、森で遊ぼう!」という担任の先生の言葉に、昨晩の降雨で若干寝不足気味の顔が輝いた。
ブリ縄を使った樵の木登り、材料調達から行う弓矢遊び、立ち木を伐採してベンチを作る「遊び」を同時開催し、各々興味のあるところへ散る。

森林組合で林業を行っているインストラクターの指導のもと、杉の木をチェーンソーで切り倒す。うまい具合に倒れず、他の木にかかってしまった。さて、どうするか。この先の作業手順を指導者から示される。
動滑車を使い、参加者全員で力を合わせて引っ張ると、ドスンと地面を震わせて倒れた。ベンチの部材を考えて、チェーンソーで刻む。もちろん生まれて初めての経験だ。
設置場所まで重量物を運ぶ。「とび」と呼ばれる道具をうまく使いこなしている。長い部材はふたつに割り、数人で運ぶ。



 完成したベンチに座って記念撮影。初めてのことに取り組む熱心さと集中力はすごかった。