2/08/2011

ホンドリスの災難

林の中で動くものを発見。ホンドリスです。
カメラに収めようと距離を詰めますが杉の木の中に隠れてしまいました。

森林の近くに暮らしていると、リスやウサギ、タヌキ、テンといった小動物を見かけることが多いです。通勤途上の路上で出くわすことが大半で、姿を見かけると車のスピードを落とし動物たちの行動を見ています。車に驚いて右往左往しているのでぶつからないようにとの思いから。

ご覧のように道路の両脇は雪の壁ができています。高さは身長以上はあります。
動物たちは雪壁を乗り越えて森林に逃げ込みたいわけですが、高過ぎて登れないことがあります。道路を必死に走り、なんとか乗り越えられそうな高さを見つけて森に入っていくというわけです。
雪国の運転では動物たちのことも考えて、ゆっくりと運転してくださいね。

雪の壁の上に足跡が見えます。追ってみると道路には降りた形跡はありませんでした。





1月中旬の大雪の日のこと。猛烈な降雪で視界も悪い中、路上をさまようホンドリスを発見したそうです。壁に登りたくても登れずにいて、スピードを落としつつどうしようかと考えていたところ、対向車がリスをはねてしまったそうです。
すぐに横たわるリスを救助し連れ帰ってきましたが、右頭部がへこみ即死のようでした。からだはまだあたたかでした。合掌。