あまりの美味しさに写真を撮るのも忘れてしまった。
ご近所さんで夕食のおよばれ。「春をたべるよー」ということで、朝採ったばかりのふきのとうを天麩羅でいただこうというもの。
台所に立って揚げて下さるのは、御年70歳のご主人。「いつも天麩羅を揚げさせられているんです」とおっしゃるものの、楽しそうだ。衣のつき具合が丁度良く、ふきのとうの他、カボチャや牛蒡などつぎつぎと揚げて下さった。我々は揚げたてをいただいた。
雪融けすぐのものは苦みが少ないのだろうか。それとも採ってから時間が経っていないためだろうか。薄緑色の初物は、柔らかい香りだった。