1/14/2010

泉田新潟県知事のtwitter



twitter(ツイッター)というwebサービスを耳にしたこともあるかと思う。ここでも以前触れたことがある。140文字の投稿ということでマイクロブログと表現されることもあるが、なかなか説明するのが難しい代物だ。

利用者の中には政治家も多くいる。昨日はずっと利用を固辞していた自民党河野太郎氏が始めた。他にも鳩山首相や蓮舫氏、山本一太氏などの国政に関わる方や、地方議会議員、首長などの利用がみられる。
参考:ツイッターと政治(http://politter.com/nation/

新潟県知事がtwitterを始めていることを最近知った。(http://twitter.com/IzumidaHirohiko)
そして今日の投稿がなかなか興味深い。

「先ほど、記者会見で、移動知事室 in  上越 の実施を発表してきました。 情報通信技術の進歩の中で組織運営に問題が生じないかも検証したいと思います。 仮に知事室が物理的に移動できることになると、「県庁所在地っていう概念ってどうなるのかなぁ?」 なんて、考えてしまいます(^^)。」

南北に長い新潟県では、長野県境に位置する妙高高原に暮らす者にとって、県庁所在地の新潟市は遠い。知事室が移動することによって県政が身近に感じられるようになるのではないか。
今回の移動知事室を上越にもってくることは、北陸新幹線の絡みもあるのだろうか。

ともかく、新しい発想で行動を起こす知事に注目してきたい。

【追記】
「移動知事室」でググると、各地で実施されているのがわかるが、どれも知事が各地に赴き県民の声を聞くといったものだ。今回のそれがどのようなものなのか、詳細が見当たらないので明確なところはまだわからないが、泉田知事の上記の文章に「物理的な移動」「県庁所在地っていう概念」という表現があるので、催し的なものではないように思える。

【追記】
夕方の県内ニュースで報道された。
今月3日間、地域振興室内に開設されるとのこと。

しかし、新潟県のホームページには何の情報も上がってない件。記者会見の欄も同様。残念。

【追記 2/3】
グーグル検索でこちらにいらした方は、検索結果の中に「本物ではない」というサイトもご覧になったと思います。私もそれを読んで早まったかと思いましたが、投稿されている写真や記事内容を検討すると、間違いなく県知事であると判断致しました。