今シーズン2度目に生まれた4羽。昨日から巣を離れて飛行練習をしている模様。
2日目の練習を終え、休んでいるのか。親は付近に見当たらず。餌を運ぶ様子もないので、自分で餌もとっているのだろう。
初めて巣を出るときはどんな感じなのかと、出勤ギリギリまで観察していたが、飛び立つところはみることが出来なかった。しかし、おそらく直前と思われるときの様子が興味深かった。
いつものように親が餌を運ぶ。4羽の内、端に追いやられている消極的な個体を中心に与える。餌を運ぶ頻度はいつもより低い。
その後、餌をやり終えた親が物干棹にとまり、かなり長い時間そのまま4羽を見つめている。悠々と飛行していたツバメ約10羽がベランダに向かって飛んで来た。網戸が開いていたら室内にも入ってきそうな勢い。飛びながらないている。
「ほら、飛べ」とでも合図してるように思える。
次々と飛んでくるツバメを、首をくるくる回しながらみている4羽。時折自分の羽を広げてみたり、羽の付け根を嘴でつついてみたりしている。
物干棹にとまったままの親はそのまま動かず。
仲間と思われるツバメに促されて、4羽は飛び立つのであろうか。しかし、時間切れ。
生まれて初めて飛ぶツバメの様子を見たかったなぁ。残念至極。
餌の取り方などはどうやって教えるのだろうか。教わらなくても遺伝子に組み込まれているのだろうか。
追記:
この晩を最後に、もう巣に戻ることはなかった。