9/11/2012

夏が終わった

夏が終わった。現在の室温は22℃前後で、半袖でいると肌寒く感じる。庭先には夏の花と秋の花が混在している。


夏休みのはじめから約1,100人の小中学生と接した。1日だけの人たちから約1週間寝起きを共にする人たちと、様々な形態で接してみて感じたことは、生活体験が乏しくひ弱だということだ。そしてクイズなど与えられた問題を解くことは好む。しかし問いが想定外であったり、深く追求されると黙り込む。それ以上考えることをしない。問い返しさえしない。

目の前の子どもは大人の鏡だといわれる。私たちが求めてきたことは何だったのか。取りこぼしたり失ったことの大きさを感じる。小さな整った箱の中であれば、恐らくは生き延びられるだろう。しかし、それでいいのかと思う。