2/27/2009

冬の水ようかん

「わがやの味 妙高周辺」にて、妙高では冬に水ようかんを食べるということを初めて知った。
最初は旧新井市の極狭い範囲でのことなのかと思っていたが、いつもいく旧妙高高原町のパン屋にも「パン屋の水ようかん」が寒の頃から売られていることに気がついた。そこでお話しをうかがうと、私より一回りくらい若い奥さんは、子どもの頃からこたつに入って水ようかんを食べていたとおっしゃる。お母様が作って下さっていたというから、少なくとも30年くらい前からあったと推測される。さらに妙高だけではなく上越市の方でも冬の水ようかんという習慣はあったというので、広く上越地域での習慣のようだ。

中越地域ではこの習慣はない。いつから、どんなことから食べるようになったのだろうか。
パン屋の奥さんはバレンタインのチョコレートのように菓子屋の戦略ではないかとおっしゃっていたが、どうなのだろう。たしかに桜餅の季節までこれといって売れ筋の菓子はないけれども。

どなたかご存知の方がいらっしゃったらお教えください。




→ さっそく世詩絵さんよりお返事を戴きました。

・水ようかんは腐敗が早いから、冷蔵庫のない時代には夏作らず、冬に作るお菓子だったこと。
・小豆を収穫してから春まで待たずに戴いた(虫がつきやすいから)ということ。
を、教えていただきました。

詳しくは上記の「わがやの味」サイトへどうぞ。