11/26/2010

旅の覚え書き

【荷造り】
8日間(うち2日は東京ートルコ間の移動)の旅の私の荷物は8kg。旅行中パーティーに参加する必要があり、そのための服と靴、若干の化粧品が必要だった。これがなければもう少し軽量化できた。

11月の最低最高気温を調べて服装計画を立てたのだけれど、期間中例外的にずっと雨も降らず暖かい日が続いた。昼間はヒートテックが暑過ぎて困った。Tシャツ1枚くらい持っていけばよかった。夕方からは冷え、ダウンセーターが役に立った。乾燥地帯ではサングラスと帽子が必要。

モスクに入る際、肌の露出は厳禁なので(入り口で隠すための布が渡されるが)、パンツスタイルもしくはロングスカートがよい。

出発前に成田空港で買ったものは、マルチプラグ。

トルコエアーのエコノミーだったが、スリッパと歯ブラシセット、耳栓、アイマスク、リップバーム、靴下が配られた。ホテル用のスリッパはこれを代用すればいいので準備不要。

【お金/買物】
両替はトルコに着いてから適宜行った。パッケージツアーでは食事代等必要なものは自分で払う必要がないので、少額で済む。従って千円札を用意した方がよい。主に飲料水とトイレのチップであった。



観光地では店員のほとんどが日本語を話す。また日本円も使える。「5枚で、しぇんえん(千円)」とよく声をかけられた。同行した人の中には日本の硬貨が使えた人もいた。
クレジットカードより現金(日本円)の方が喜ばれる。割引率が違う。ユーロ、ドルは不要だった。

店員たちは日本人を見ると日本の流行語などを取り混ぜながら、巧みに言葉をかけてくる。しかし腕を引っ張ったり、後からずっとついてくるなどといった態度はなかった。割とあっさりとしたもの。
絨毯、トルコ石、革製品といった割合高額な商品となると、店員の営業態度が変わる。そのパフォーマンスは称賛に値するほど。そして1対1でつかれる。 買う気がないのであれば、お金がないという理由は通用しないので、興味がないとはっきり言明すること。要らない、要らないを繰り返せば諦める。買うのであれば言い値ではなく交渉をすること。最初は思い切って1/4くらいから交渉を始める。目当てのものがあるなら、予め日本でネットなどを使って相場を把握しておいたほうがいい。
私はウインドショッピングしているうちにウードのような弦楽器が欲しくなったのだが、相場が全くわからなかったのでやめておいた。CDを数枚購入した。中にはコピーのものもあるので、ガイドに聞くか、バーコードのシールが貼ってある商品かどうか確認すること。

【治安】団体旅行のため単独で行動する場面はなかったのであまり役に立たない情報となるが、ガイドの弁では観光地には外国から観光客を狙って窃盗する人が来ているとのことであった。ちなみに全体270人ほどの団体中、被害にあった人は聞かない。

トルコで最も人口が多い都市イスタンブルの繁華街に少し足を伸ばしてみた。祭日+土曜日の夜ということもあってか、溢れんばかりの人。例えていうなら渋谷駅前のスクランブル交差点のような人の流れであった。 東洋人の顔は見かけない。トルコ人の同伴者と歩いたのだが、人々は自分たちのグループでの会話に夢中で、他人に関心を向けない。道端に佇む人から声をかけられるということもないし、近づいて来る人もいない。東京の繁華街を歩く時と同程度の心構えでよいのではないかと思った。(と書いたが、トルコ人と一緒だったのが大きいと考え直している)

【ホテル】
日本で多く売り出されているトルコパッケージツアーで宿泊するクラスのホテルには、ドライヤーはほぼ完備されている。持参する必要なし。シャンプーなどアメニティ設置率は7割。スリッパは6割。

ホテルのネット環境であるが部屋にLANケーブル接続できるところが8割。ロビーに時間制で有料使用できるPCを置いていたのは1カ所だけだった。

飲料水の持ち込みはチェックイン時にする。チェックイン後、外で買って持ち込むことを拒むホテルもあるとのこと。(ホテルのものを買って欲しいため)