新井南中学校3年生の授業に参加してきた。この日は5社(朝日新聞、新潟日報、上越タイムス、上越ケーブルビジョン、新井有線放送)が取材に入った。
前半は先生からこれまでの流れとこれからのお話しを、後半は生徒が司会をしてそれぞれの思いを発表したり、メディアからの質問に答えるといった内容だった。
生徒たちが研究を通して南部地域で発見した「財産」には、緑と空気や豊かな自然、蛍などの生き物、地域の人たちのあたたかさと繋がりなどがあった。それを「南中公認」ブランドとして商品化すべく、我々事業所があとを引き継ぐ形となる。例えば、生徒たちが調査し作成したマップは、観光客が散策するカントリーウォークのマップとして活用できる。地元食材やレシピを使って「南中公認」弁当も生みだせそうだ。
地域活性化というと、すぐに外部のコンサルや有識者に相談したり視察を行うが、これは大変に安易であり、その時点で失敗なのではないだろうか。そこに暮らす人が地域の宝を見つけ出し、どう生かすかを自ら考え動かないと活性化など無理であろう。
その点において、今回の中学生たちの研究調査活動は有意義であるし、地域活性化の王道を行くものと考える。
将来、彼女や彼らが地域の核として活動していくかどうかはまだわからないが、気持ちはみな持っていると伝わってきた。閉校してしまう学校、南中の歴史を多くの人に伝えたいのだと。
ふとしたきっかけでこの授業に関わりを持たせてもらったが、中学生たちの熱意で私が「活性化」された気がする。しっかりと引き継いで、きちんと形にしたい。
▶新潟日報ウェブ版での記事
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/pref/9263.html
▶上越タイムスには2月26日に掲載
▶上越ケーブルビジョンでは2月26日夕方放送
▶新潟日報紙面には3月1日に掲載
▶朝日新聞には3月2日に掲載
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/pref/9263.html
▶上越タイムスには2月26日に掲載
▶上越ケーブルビジョンでは2月26日夕方放送
▶新潟日報紙面には3月1日に掲載
▶朝日新聞には3月2日に掲載