5/24/2009

探検家の講演

本日2本目のTED Talks. 
早口で字幕に目が追いつかないほどの情報量。文句なしに面白い。


ウェイド・デイヴィス‐絶滅の危機に瀕した文化(日本語字幕付き)

美しい写真と物語 ナショナル・ジオグラフィックの探検家 ウェイド・デイヴィスが 脅威的な率で地球から消滅しつつある 世界の先住民族の文化の驚くべき多様性を称賛します。



講演の対訳から引用
〜この写真はバフィン島の最北端でイヌイット族の人々と イッカク狩りに行った時に撮ったもので 、この男性 オラヤ が彼の祖父の驚くべき話をしてくれました 。カナダ政府は イヌイット族の人々に常に 好意的ではなく、1950年代に 国の主権を確立するために強制的に入植地に移住させました 。彼の年老いた祖父は 行くのを拒みました。 家族は彼の命を心配し彼の持っていた武器や道具を 取り除きました。

イヌイット族は寒さをまったく恐れません 。寒さを活用して生きてきました 。彼らのそりの滑走部は もともと魚を カリブー獣の皮で覆って作りました。 なので彼の祖父は 北極の夜、あるいは その夜の猛吹雪に 脅えることはありませんでした。

彼は当たり前のように外へ出て、アザラシの毛皮のズボンを下ろし 自分の手に排便しました。排泄物が凍るに従い 、彼はそれを刃物の形にしました。 大便の刃に唾液を吹きかけ 、やっと固体に固まると、それで犬を切り裂きました 。彼は犬の皮をはいで その場で引き具を作り 、犬の胸郭を取って その場でそりを作り、 そばにいた犬に 引き具を付け 、ベルトには大便の刃物を巻いて浮氷塊の向こうへ姿を消しました 。

はだか一貫から身を起こす とはこういうことなんですね(笑)〜