1/11/2009

葱香牡蠣 その2

(写真は花椒の粒)

昨日に引き続き、本日も「葱香牡蠣」に挑戦。
初回は若干手を抜いたところがあり、その点を変更し味にどれだけの変化があるかを試す。


【初回の手抜き】
・湯引きしなかった。
・花椒を粉にせず粒のまま使った。牡蠣を炒める油に入れた。
・葱の切り方が大き過ぎた。量も多過ぎたため、油をかけるのではなく牡蠣を取り出した鍋でさっと熱を通した。

【材料】
広島産牡蠣加熱用 1パック400g 11粒
長ネギ 1/2本
太白胡麻油 大さじ3
花椒粒 (写真の量は粒で大さじ1。これでは多過ぎる)
片栗粉 少々

【手順】
1、風任さんのコメントに教えられ、牡蠣は水洗いした後、片栗粉をまぶして湯引きする。
2、長葱は微塵切り。
3、花椒粒をすり鉢ですりつぶす。
4、油は癖のない太白胡麻油を使用。ソースに使うため多めに入れた。
5、牡蠣を炒める。身が縮まないよう、牡蠣の水分が出てしまわないよう気を使う。
6、別にしていた葱(花椒粉を混ぜたもの)に熱々の油をかける。
7、牡蠣に葱ソースをかける。
出来上がり。

【味】
牡蠣は好きだがフライは苦手。作るのも食べるのも。と、いう私には挑戦しがいのある料理である。まだまだ発展途上だが。
材料も作り方も単純なので、味はある程度想像できる。手抜きをした回もしなかった回も美味しく食べたことには変わりない。が、それがあの店の味なのかは実際に本物を食べてみないことにはわからない。

葱と花椒の辛さが牡蠣の味を引き立たせる。塩はなくともぼけていない。
さっぱりとしていて400gはあっという間であった。
葱は生より熱と油を通した方がうまい。
まだまだ改良の余地有り。


【今後の課題】
・牡蠣の課題:湯引きしてもしなくても鍋に入れた時の油のはね方の凄まじさは変わらない。牡蠣の旨味や水分の流出問題は、湯引きでどれほどまで解決されているんだろうか。今回は変化がよくわからなかった。湯引きの仕方がいけなかったのかもしれない。

・長葱の課題:テレビ画面で見た時は牡蠣が隠れるくらいの量だった。実際にやってみると、かける油の量がたりないのか生の部分が残る。これが辛い。葱の量を減らすか油を増やすか。もしかすると、葱の種類が違うのかもしれない。

・高橋尚子さんが絶賛したお味を、実際に味わう必要がある。