1/06/2009

森のハイキング


今日はリブランの森へスキーでハイキング。
シールをスキーの裏に貼る。これで多少の登り坂もスキーを平行にしたまま行けるのだ。スキー初めて組も自分でやってみる。

太陽も出ていて、少し歩くと汗ばんでくる。半袖になった子もいた。スキー初めて組の子も、遜色なくついてくる。


お昼には「スキー汁」をつくるので、水、大鍋、かまど、食材、炭などを大きなソリで運ぶ。やり方に慣れてくると、こどもたちだけで大荷物を運べた。スキーを履いたままソリを引っ張るのは意外と面倒なのにたいしたものだ。





スキーを脱ぐと自然とこうなるわけだ。
雪合戦したり、かまくら作りに勤しんだり。リピーターの子と滑りが大好きな子は、自分たちで小山にジャンプ台を作ってジャンプ遊び。

その間、私はスキー汁作りに勤しむ。スキー汁は言ってみれば豚汁のこと。こちらに謂れや材料が紹介されている。ひとりで5杯もおかわりしてくれる子もいた。多過ぎたかと心配したが鍋は空。

昼食後から雪が舞い出し気温も下がって来た。しかしこどもたちは元気。誰一人として火のそばに来ない。延々雪遊びだ。バスのお迎えの時間が来たがまだ遊び足りない様子。引率の方は、「宿に帰ったら外でまた遊ばせます」とのこと。

こちらのこどもたちはキャンプなどを定期的にする野外活動クラブのメンバー。年に49回活動日があるそうだ。家庭と学校以外の場所で成長を見守り続ける人がいるということは、子どもにとって大事なことだなと思う。親や先生の知らない面を、伸ばしたり、正したりしてもらっている。「子育ては、ほんとに難儀なことやね」とおっしゃるクラブ代表の方は、こどもを本気で叱り心から褒める。