1/19/2009

もうすぐ10歳

実家の雄猫。99年の夏に生まれた5匹兄弟のうち、2匹をもらってきたのだ。しかし現在はこの猫のみとなってしまった。
あまり帰らないので私が家に入ると逃げ回るのがちょっと哀しい。けれど2,3時間過ごすと慣れるようだ。名前を呼ぶと可愛らしい声で鳴く。それが聞きたいがために何度も何度も名前を呼ぶ。律儀にも全てに答えてくれる。仲の良かった兄猫はどこに行ったのかね、と話しかけるとしょんぼりと下を向く。わかっているのだろうか。

会う度にどこかしら怪我をしている。今回は尾の根元に傷があった。自分でなめるので毛がすっぽりと抜けて、そこだけ細くなっていた。外で他の猫と喧嘩でもしたのだろう。私が飼った猫で一番長生きの猫だ。臆病な者ほど長生きをすると言ったのは誰だったっけ。