早速本を手配して届くまでに時間がかかり、読みはじめたのが3月18日。
バレンボイムのピアノ演奏をインターネットラジオなどで探して少し聴く。
その後、サイードの本をポツリポツリと読む。7年前に代表作「オリエンタリズム」で挫折していたのだが、前記の対談がとても素晴らしかったので割と気軽に手が出た。講演録と自伝なので読みやすい。
今日、バラエティ番組を見終えザッピングしていたら「あれ?」とピンと来る映像があった。若いクラシック音楽の演奏家、政治的な話題、アラブっぽい土地の名前・・・もしかして、バレンボイムとサイードが試みたオーケストラじゃなかろうか?予想は的中。しかも番組は始まったばかり。「ダニエル・バレンボイム指揮 ウェスト・イースタン・ディヴァン・オーケストラ演奏会」(NHK教育/芸術劇場)
CD/DVDが出ているんですね
ああ、今、バレンボイムが指揮をしております。2007年8月の演奏会の模様。
こんなに早く、聴きたいと思っていたオーケストラの演奏を聴けるなんて!
シェーンベルクの「管弦楽のための変奏曲 作品31」もあり、これも一度聴いてみたいと思っていた作曲家だったのだ。昨日読み終えたサイードの別の本の中にも頻繁に出てくる名前だったこともあり。
佐藤真監督の「エドワード・サイード OUT OF PLACE」も未見なのだが、この調子だと近々出会いそうな気がしてきた。